校長あいさつ

 グローバル化や価値観の多様化が進み、「正解のない時代」と言われますが、そんな時代を生きる子ども達に必要な学びとはどんなものでしょうか。自分にとっての「正解」を考え、他との違いを知り、再考して納得解を得る。この課程には“コミュニケーション力”が大きく関わってきます。ましてや国際化社会では言語の力が大きく左右してきます。本校の大きな特徴は小学校段階から世界観を広げ、視野やものの見方を広げることを重要視している点です。

 第一には、イマージョン教育によって英語力の定着を図ることです。第二に、英語力の充実だけでなく、フランス語の習得にも力を入れることで、国や文化の異なる人と積極的にコミュニケーションを図る力を伸ばします。第三に、その言語力を支えるのはもちろん母語の力ですが、本校は、日本語の語彙力や表現力を伸ばすことも重視し、豊かなコミュニケーションの素地を培います。言語力向上は、コミュニケーション力の大きな源となって児童に自信を与え、自ら挑戦していく可能性を大きく広げます。

 また、様々な行事や、特色ある教育活動によって「心」を育て、「国際化社会を生き抜く力」を育てます。「自分がやりたいことを可能にしていく」、「豊かなコミュニケーションを通して自己実現する」、本校では、子ども達がそんな人生を歩むための礎をしっかりと築いて参ります。

暁星国際流山小学校 校長
佐藤智子